米国株
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米国株

Aug 26, 2023

(価格を全体的に更新。箇条書き、アナリストのコメント、CBOE ボラティリティ指数の詳細を追加)

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サウジアラビアが減産発表で石油在庫が上昇

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パロアルト、S&P 500指数への採用で上昇

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先物: ダウは0.09%上昇、S&Pは0.06%上昇、ナスダックは0.12%下落

Sruthi Shankar および Shristi Achar A 著

[6月5日 ロイター] - 投資家が米連邦準備理事会(FRB)が次回の政策会合で利上げを一時停止する可能性を見極めていることから、先週堅調に上昇した後、月曜日のウォール街先物相場は低迷した。

金曜日の米国株は、5月の賃金上昇率が鈍化したとの報道を受けて反発し、米中央銀行が来週の利上げを見送る可能性があるとの期待が高まる一方、投資家は壊滅的な債務不履行を回避した米政府の合意を歓迎した。

金曜日、ベンチマークのS&P500指数は9カ月ぶりの高値で取引を終え、ハイテク株の多いナスダックは、今年市場全体をアウトパフォームした超巨大テクノロジー株の上昇に支えられ、1年ぶりの最高値を更新した。

CMEグループのフェドウォッチツールによると、トレーダーらはFRBが6月13─14日の政策決定会合で金利を5─5.25%に据え置く可能性を77%織り込んでいるが、7月の追加利上げを予想している。

CMCマーケッツの首席市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「生産者物価の上昇ペースが速いのと同様に、インフレ率は見出しレベルで低下しているようだ。コア物価が堅調であっても、これらは先行指標となる傾向がある」と述べた。

「それは、当初考えられていたよりもはるかに遅いペースではあるが、コア価格が下落することを示唆しているだろう。」

S&Pグローバルとサプライマネジメント協会による5月の米国のサービスセクター活動に関する調査は開会の鐘の後に予定されており、クリーブランド連銀のロレッタ・メスター総裁はその日後半のイベントで講演する予定だ。

東部時間午前7時18分の時点で、ダウe-miniは31ポイント(0.09%)上昇、S&P 500 e-miniは2.75ポイント(0.06%)上昇、ナスダック100 e-miniは17ポイント(0.12%)下落した。

ウォール街の恐怖度計としても知られるCBOEボラティリティ指数は金曜日、2020年2月以来の安値で取引を終えた後、0.6ポイント上昇して15.17となった。

世界最大の輸出国サウジアラビアが7月からさらに日量100万バレルの減産を表明したことを受けて原油価格が2%上昇したことを受け、エクソンモービル、シェブロン、シュルンベルジェなどのエネルギー株は市場前の取引でそれぞれ約1%上昇した。

パロアルトネットワークスは、サイバーセキュリティ企業がディッシュ・ネットワークに取って代わる形でS&P500指数に採用されそうだとして、4.6%上昇した。 ディッシュ株は3.2%下落した。

ウォール・ストリート・ジャーナルが、米国の規制当局が自己資本要件を平均20%引き上げるなど大手銀行に対する規制強化を準備していると報じたことを受け、米国の大手銀行の動向はまちまちだった。 バンク・オブ・アメリカは0.1%上昇し、シティグループは0.2%下落した。

アップル社は、新しい複合現実ヘッドセットを発表すると広く予想されている年次ソフトウェア開発者会議を前に1.0%上昇した。

(バンガロールにて Sruthi Shankar と Shristi Achar A による報告、Vinay Dwivedi による編集)

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